さくらももこさん”ありがとうの会”~歌と涙で伝えるちびまる子ちゃん産みの親への「惜別の思い」~
みなさん、こんにちは(*'ω'*)
今回は先日この世を去られた漫画家さくらももこさんのお別れの会について触れさせてください。
ちびまる子ちゃんのさくらももこさんへ歌(桑田佳祐)と涙で伝えるお別れの会
さくらももこさんお別れの会
2018年8月に死去
ニュースで話題になりましたよね。
僕はテレビのニュース速報でこの話題を知ったのですが、本当にショッキングなニュースでした😢😢
当時53歳だったんですよね。
お若い年齢なので、一回目を疑うほどでした。
「ちびまる子ちゃん」産みの親
さくらももこさんの有名な作品といえば、やはりこれ!!
「ちびまる子ちゃん」です。
僕はこのアニメに長年お世話になりました。
小学校の頃から見ていたもので…
皆さんも馴染みのある作品ではないですか🙂🙂
先日はアニメ第1話で放送された「まる子、きょうだいげんかをする」のリメイク版が再放送されましたが、すごく懐かしみを感じました。
けんかというのはなかなかできるものではないですし、時間が経つにつれていい思い出だったなと思い始めているところです。
このような日常的な情景を描くさくら先生の作品は僕に安らぎを与えてくれました。
学生時代はよく見させていただいたので、「早すぎる」というのが僕の気持ちです。
ここからは11月に行われたさくらももこさんのお別れ会の様子について話していきたいな~と思います。
著名人の言葉
多くの著名人が参列
出典:https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1170346
このお別れの会には、ビートたけしさん、和田アキ子さん、爆笑問題の太田光さん、ゴールデンボンバーのメンバー、GLAYのボーカルTERUさんら多くの著名人が参列されました。やはり、それほどすごい方であったということがここで伺えます。
「まる子」声を担当したTARAKOさん
出典:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181116003920.html
私の人生の半分は「まる子」ですね。
本当に何のお礼も 何のお礼も こんな恩人に何のお礼もできなかったのが、もう本当に…
だから、その分、これからはみんなで頑張って、
ももこ先生の世界をつなげていくことが私たちの使命というか、やりたいことというか、本当に、本当にももこ先生いなかったら、
私、本当に人生変わったので、お仕事でよそのホテルにいっても
3000円のマッサージも頼めないようなそんな 結構つらい生活をしていたんです。
「まる子」が売れるまでは 本当にずっとバイトしていたし、声優デビューしても、バイトしていたし、貧乏はお得意だったんですけど、本当に ももこちゃんの声と似ていて幸せでした。
ももこちゃんのおかげで、私は顔を出す仕事もいっぱい頂きました。街で信号とか待っていると、ネギとか入った買い物袋を抱えたおばさんから、ポンポンと肩を叩かれて、「ちょっと!ちょっと!さくらももこさんだよね?」と言われて…
「いえ、違います。本当に違うので」そう言いました。
(中略)
本当に何か”似てる”って こんなに幸せで嬉しくてありがたくて何か”グッと来るものなんだな”ってことも、ももこちゃんが教えてくれました。
私はプライベートのももこちゃんをあんまり知らないので、この人が一番知ってるんじゃないかって人に改めて挨拶を
(まる子の声で)
「3年4組 さくらももこ 通称まる子
大人になったあたしへ
まずは何をおいてもこれだね よくぞ夢をかなえてくれました。あんた、ほんとエライよ おめでとう
大人になって 天使になった あたしへ
そっちはどうだい?いやいや きっとまだこっちで
きょうは絶対この辺でウロウロしてるよね
桑田佳祐さんいるけどしがみついちゃだめだよ
一緒に歌うんだろうな 大きな声で 踊りながらね
あたしゃ昔 あんたのせいでずっとこの歌が 頭にあったから一節歌うよ
♪かわいそうだよ~ ズボンのおなら 右と左に 泣き別れ
三日三晩うなされたよ。
最後に
大人になって 天使になって 天国へ行くあたしへ
そっちでも たまに「まる子」描いてよね。
『コジコジ』や『永沢君』や『ちびしかくちゃん』でも 何でもいいから
ずっとどこにいても描き続けてください。
生まれ変わっても きっと ずっと
私は小っちゃくて丸くておっちょこちょいでプリンが好きで百恵ちゃんが好きでマンガが大好きなさくらももこです。
またね。」
「まる子」によって人生が変わった
TARAKOさんって本当に有名ですよね。
それは「まる子」があったからこそ。
だからこそ、お礼がしたかった😢😢
声が似ている。
それすごく思いました。
さくらさんの「オールナイトニッポン」を聴く機会があったのですが、
え~まる子じゃんとなりました。
あれは性格や声も繁栄されているのか!!
似てるというのはすごく幸せなことですね🙂🙂
あれが作者そのものだとしたら、本当にさくらももこでいてほしいなと思います。
まるちゃんはすごくおっちょこちょいだけど、明るくて、周りにいるみんなはすごく楽しそうな表情をしていました。
ちびまる子ちゃんは本当にいろいろあるけど、すごく友達思いなところがあるんですよね😊😊
言葉が詰まってしまいますが、あの時代にいい本当にアニメに出会ったなと思います。
30年来の親友である作家の吉本ばななさん
出典:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181116003920.html
ももちゃんの絵は、一見子どもの絵のようで侮られがちですが
彼女は掛け値なく天才でした。
ヨーロッパの香りがする独自の色彩感覚と研ぎ澄まされた線
彼女がカラー原稿を描くところを見ていると、確信をもって色を着けていてまるで魔法のようでした。
そして、すごいことに最後の最後まで彼女は、どんどん絵が上手くなっていきました。
ついさっきまでぐうたらしたりゲラゲラ笑っていた子ザルみたいな彼女は、ペンを持つと、スッと集中して本当に美しい大人の女性、絵の天才に変身するんです。
私はその変身の瞬間をもっともっと長い間 見ることができると信じていました。
そしてたくさんの素晴らしい文章や絵を残してくれてありがとう。
どこまでもクールで シュールで乾いた本当の笑いをありがとう。
私たちは 短い時間だったけれど あの素晴らしい人と過ごせてとても幸運だったのです。
それだけは掛け値ない本当のことです。
涙だけでなく笑顔で 彼女の偉大さを思い続けましょう。
掛け値なく天才
吉本ばななさんは高校生の時の現代文の時間に触れたことがあります。
ばななさんはさくらさんのことを天才とおっしゃっていました。
ペンを持つと別人のようになる。
僕はそういう人を見ると「すごいなぁ~」と思うんですよね。
切り替えがしっかりできるということですから‼️
あの親しみやすい絵は出来そうに見えて、なかなか真似できないですよね。
根拠はないけど、原画を見るとさくらももこさんが描いたんだなという感じがするんです(*'ω'*)
家族がメインだからか、すごく暖かみがある。
だから僕に安らぎを与えてくれたのかもしれません。
桑田佳祐さんが歌を熱唱
出典:https://www.asahi.com/articles/photo/AS20181116003926.html
このありがとうの会では歌の披露もありました。
桑田佳祐さんといえば、あの歌がエンディング曲になりましたよね。
100万年の幸せ!!誕生のエピソード
このありがとうの会で桑田佳祐さんはこの曲誕生の裏側について話されていました。
桑田さんはさくらももこさんから直々に「ちびまる子ちゃんのテーマ曲を書いてほしい」というお手紙をいただいたそうです。
しかし、2枚目の便せんを開くと歌詞もタイトルも全部書いてあったそう笑
面白いですね😊😊
「歌詞指定かよ、すげぇなぁ」
というふうに思ったんですけど、
「もしダメだったら断ってくださいね」っていうことが書いてあったんですけれども
そこで出した結論は…
「断れません」
だったそうです!!
そりゃそうでしょ🙂🙂
桑田さんはさくらさんのわがままに答えました!
桑田さんはこの曲を熱唱して、さくらさんに贈り物を届けているようでした。
この曲について
この曲は僕が中学生の時に発表された曲なんですよね。
僕はこの頃からサザンオールスターズをはじめとした桑田佳祐さんの楽曲をよく聴いていましたし、この知らせを聴いてすごく喜んだ記憶があります。
さくらももこさんが直々に楽曲制作をオファーするなんてすごいことだ〜
しかも、この曲が僕にとって印象深い1000回記念の年に使われているというすごいタイミングでありました。
この回は「まる子の生まれた日」という「まる子」の生まれた日のエピソードが出てくるんですよね。
今思えば、すごく懐かしいですね…
この曲なんですけど、「平和を願う気持ち」がすごく伝わってきます。
100万年ほどは幸せになろうよ
再びこの地球が
笑顔で溢れるように
聴くとこの歌のように平和が続けばいいなとつい思ってしまいます。
本当に素晴らしい曲でした😊😊
まとめ
今回はしんみりした話題をお届けしてまいりましたがいかがだったでしょうか?
映像を拝見しまして、
「さくらももこさんは人々の笑顔を作るために一生懸命頑張ってきたんだな」
ということをすごく感じました。
ただの一般のブロガーが口を出してしまい申し訳ありませんが、さくらももこ先生の作品には大変お世話になりました。
ちびまる子ちゃんに描かれている日常はすごく何気ないことだけど、ああいう日常って1つ1つ大きな意味をなしているんですよね。
自分も何気なく日常を過ごしていますが、「子どもの頃は楽しくてしょうがなかったことが、今はそんなにしない」ことって結構あります。
「ちびまる子ちゃん」を今の年齢で見て思うのが、
何も考えずに遊んでいたあのころは1つ1つがかけがえないものだったんだな
それはもう返ってこないわけだし、今になってすごく思うんです。
僕は「ちびまる子ちゃん」という作品を通じて、いろんなことに気づかされました。
笑ったり、安心したり、時には感動したりもした。
本当に素晴らしい作品に出会って、僕は幸運でした。
さくらももこさん、笑いと感動をありがとうございました。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=7b8u2GGILN0